3度目の正直! シロアマダイチャレンジ@静岡

アルファタックル・フィールドスタッフの柳沢テルです。
1月にシロアマダイの記事を書きましたが、その初回釣行では見事にアブレ・・・実はそのあとも1回行って、なんと連続でくらっちゃいまして。
あまりにも悔しいので、3回目行ってきました!
静岡県・福田(ふくで)港へ。

最初に言ってしまうと、3回目にしてとうとうやりましたよ!

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これは、この日2尾めに釣った大きなヤツ。家で計測したら47cmでした。
船で計ればもう2cmくらい大きかったかもしれませんが、50cmはなかったと思います。
釣りやタックルの説明は後半で。

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今回は、マルイカ仲間4人で行ってきました。
なおちんこと井上直美さんも一緒です。船中1尾めはなおちんでした。


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なおちんはグッドサイズのアオハタもキャッチ。
やっぱりモッテますね。

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Oさんにもかなりの大型!

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苦戦していたYさんもキャッチし、我々仲間4名はみんな40センチアップを釣ることができました。


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なおちんが使っているのはMPGハイパーブレード(HB)アカムツ180
HBアカムツシリーズの中では、この釣り場で使う120号オモリに最もマッチしているモデル。
Max150号の竿なので、120号だと少し余裕があり、写真のようにちょっと先調子のイメージの曲がり方なのもアマダイ向きと言えます。
短くて軽いので小柄な彼女にはベストマッチ。
この日は遠州灘としては非常に穏やかで、ショートモデルのデメリットはほとんどありませんでした。


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自分のチョイスは、MPGデッキスティック82-202。
自分は、やったことがない釣りもしくはあまり知らない釣り場に行くときは、色々な竿を試します。
自分のため、ということももちろんありますが、お客さんに聞かれた時にきちんと答えられるように、という意味合いも強いです。自分にとって良い竿だとしても、それぞれの人にとってベストチョイスではない場合があるからです(例えば1本の竿を、いくつかの釣りで兼用したい、という場合など。もちろん人それぞれの好みもあります)。
だから、実は、この日を入れて3回のシロアマダイ釣りで、3回ともメインロッドを変えています。
1回目はMPGシブキF191、2回目はアルファソニックPG73-210MH、そして今回がこのMPGデッキスティック82-202。この静岡のシロアマダイ釣りのことだけを考えると、自分はこのデッキスティック82-202がベストだと思いました。まず、そもそもこの釣り場で使う120号オモリが錘負荷の中心になるようなロッドって、実はそう多くないんです。関東近郊での釣りなら、120号を使うのはヤリイカ・スルメイカ・ビシアジくらい。イカの竿も悪くはないのですが、波が出やすい遠州灘では少し短い。アジビシロッドは、軟らかすぎなければまあまあです。今回、なおちんが使ったHBアカムツ180は、もともと茨城・寒猫根での120~150号錘に合わせたモデルなので、かなり良い。
そして、今回自分がデッキスティック82-202を選んだのは「小突き」がしやすいから。
この日使った仕掛けのセッティングとも密接な関係があります。

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今回の仕掛けは、3本針。しかも全長4.5m。テンビン吹き流し。
下針1.5mで、枝針を1.5m間隔、下針入れて3本なので全長4.5m。枝スは60cmと長めです。
ハリスはフロロ6号。針は、下針がオキアミチヌ7号で、枝針はオキアミチヌ6号。
これだけでも、相模湾・東京湾のアマダイ仕掛けと大違い。
全長が長い、ハリスが太い、ハリが大きい。
さらに、水中ライトも付けました。
下針だけ、浮力がある大きめのソフトビーズを付けていました。
ハリスが太いのは、大きいシロアマダイ対策です。
シロアマダイは、アカアマダイより歯が鋭く、相模湾・東京湾のように3~4号ハリスだと大型シロアマダイに切られる可能性が高くなります。当地では8号を使う人もいます。
魚の喰いはたぶん、変わりません。

この仕掛けで、底トントンでタナをキープします。
しかし、こんな長さの仕掛けで底トントンだと底ベタすぎますよね。
そこで、普通はテンビンに直接付けるオモリに、1mほどラインを付けます(ラインは8号)。テンビン~ライン1mの先にオモリが付くというわけです。これは捨てオモリではないのです。
かなり変則的なセッティングですが、タナを確実にキープしやすいことと、オモリを底トントンで誘いながらも針が底ベタにならないというメリットがあります。
この日は、前半は潮が緩かったのでオモリのラインを1.5mにしました。
また、それでも底ベタすぎると感じるときは3mの2本針にしました。
下針にゴミが付いてくるときは、タナが下過ぎです。
ゴミが付いてなければ、3本の針のどれかは確実にタナをとらえているはずです。実際、この日の1尾目は仕掛けの真ん中の枝バリに喰いました。

さらに、写真を見て分かる通り、メインとしたエサはスルメイカの短冊。イカタンを刺す前に大きめのオキアミを付けています。今回、マルイカの短冊も試しましたが、スルメのほうが身が厚いのでエサ持ちが非常に良いです。ちなみに、この静岡・福田(ふくで)港の釣り船ではシロアマダイのエサとしてホタルイカを使います。もちろん、それでも十分釣れます。
オキアミはなくてもいいと感じましたが、アカアマダイを狙う場合もあり、その時はオキアミがいいと思います。

「長い仕掛け」「ホタルイカエサ」「120号オモリ」「水中ライト」は、この釣り場でのご当地的メソッド。自分も最初はムムム?と思いましたが、郷に入っては郷に従え、ましてや2回連続で結果が出ないとなれば、ご当地仕掛けを試しつつ、なぜその仕掛けがポピュラーなものとなっているのか、しかもそれでなぜしっかり釣れているのかを理解しないといけないと思っていました。

こういった仕掛け・エサで底トントン。
アマダイ釣りでの「小突き」誘いは昔から効果があるとされ、自分も小突きが効いたと感じたことは何回もあります。このシロアマダイでも、どうやら小突き効果は高い。シロアマダイは水深40~60mで、砂地というよりもう少し硬い底質のポイントでやりますが、120号オモリということもあって、オモリが底にやや刺さりがち。そういったところでオモリを底からスッと抜きながらトントンさせるには、やや先調子の竿が向いています。それが、デッキスティック82-202がマッチしている最大の理由です。
普通は小突いたら1mほどオモリを上げてアタリを待ちますが、上記のセッティングなら底トントンのまま、何もせずにタナをキープできます。遠州灘は波がある場合が多いので、置き竿のまま、船の上下動がそのまま誘いになります。
自分は、普段はアマダイ釣りで置き竿にすることはほとんどないのですが、このセッティングだと置き竿のほうが理にかなった、自然な誘いができると感じました。置き竿=怠けているのではなく、攻めの置き竿的な? この釣り場でのシロアマダイにかなったやり方です。
水深の変化は少ないですが、底トントンの具合を見てマメに底を取り直したり、同じ底トントンでもたまに底に着くのか、ひんぱんに着くのかを見て、その時に合っていると思う底トントン具合に調節します。この日の後半などは、遠州灘とは思えないほどのベタナギになって、明確に底トントンしないときも多くなり、そんなときは竿を操作してトントンさせました。

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そしてなんと! 後半にシロアマダイの一荷まで!
さすがにシロアマダイの一荷は非常に珍しいらしいです。
これは引きました!!

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大きいほうは45センチ。これくらいのサイズなら1尾だけでも満足なのに。
結局、この日はなんと7尾ものシロアマダイを釣ることができて、大大大満足です。
3回目のチャレンジ、そしていろいろと考えた末での釣果。
釣りの内容も、完全に納得できるものでした。
だいたい、相模湾東京湾では「幻の」魚ですから。
あっちで7尾も釣れたら、大騒ぎどころじゃないですよ。

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今回、お世話になったのは博光丸(はっこうまる)さん。
片舷3人ずつ、合計6人なのでゆったりと釣りができます。
●静岡県袋井市 福田(ふくで)漁港

どれくらいまでアマダイ狙いをするか分かりませんが、現時点では3月になっても出るようです。自分は、今シーズンはたぶんここまでですが、次は50cmアップを目標にして、また行きたいと思います。
最後に、前回の釣りでいろいろなことを教えて下さったF様、誠にありがとうございました。今回、色々とノウハウを書いていますが、これの多くはFさんに教えていただいた内容です。
このブログに書くにあたってもF様にお許しをいただいたので、自分が教えていただいたノウハウをほぼ全て書きました。「幻の」シロアマダイにチャレンジされる方の参考になれば幸いです。

【釣行データー】
釣行日:2022年2月19日(土)
潮回り:大潮(ただし思ったよりも潮は動かず)
風と波:前半北東3m程度で波1m強 後半無風に近くベタナギ
天気:晴れ時々曇り
※朝はやはり喰いがいいですよ!

ロッド:

リール:
(自分は150PH、なおちんは150にディープスプール)
ライン:PE3号
※ディープスプールだと3号130m程度なので、アカアマダイ(水深100~120m)のときはギリギリになります。シロアマダイは深くても60mなので全く問題ありません。

オモリ:120号
テンビン:腕長50cm
※仕掛けが長いので、絡み防止のため相模湾のアマダイよりも大きめにしました。
※テンビン上部に中型水中ライト(ブルー)装着

エサ:オキアミ+スルメイカ短冊
仕掛け:本文参照
























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